くらし情報『ウェアラブルEXPO - 気になる技術、明日のウェアラブルを創る技術』

2015年1月15日 16:42

ウェアラブルEXPO - 気になる技術、明日のウェアラブルを創る技術

と、それを利用した手袋型デバイスを展示していた。

このセンサーは伸ばすと抵抗値が上がり、直線性と高速応答性に優れているという。試作した手袋センサーを付けたまま、電子ピアノの演奏を行うデモを行っており、演奏の妨げにならずに入力が行えることをアピールしていた。

○エナジーハーベストにもなる発電ウェア

拓殖大学前山研究室、ムネカタ、コーンズテクノロジーは共同で、圧電素子を使った無線モジュールのバッテリレス化を検討する発電ウェアを試作、展示していた。

トレーニング時など、連続したデータ収集を行うにはバッテリレスが望ましいが、現在はバッテリ寿命を延ばすための試みだ。可動部に圧電素子を設置し、エナジーハーベスターを通じてバイタルセンサーなどへ電力を供給する。なお、エナジーハーベストとは、環境中の何らかのエネルギーを電力に変換する技術や概念をいう。「バッテリレス」を実現する技術として注目されている。


○尿や植物からもエナジーハーベスト

立命館大学の道関研究室とセイコーインスツルの共同による、エナジーハーベスト活用の例。おむつに仕込んだ尿発電電池(60μw)で尿漏れ検知を行い、得られた電力を使ってワイヤレス通信を行うというものだ。

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