幻想的なニュージーランド・ワナカの大自然で爽快すぎる遊びがしたい!
幅の狭い渓谷や小石の積もった河原の間も、爽快に走り抜けることができる。走行中、ドライバーが手をクルクル回したら、それは180度回転する「スクリュー」の合図だ。激しい水しぶきをあげながらスクリューした後、「川に落ちた人はいないかな」とおどけながら参加者の様子をうかがうドライバーにも、自然と親しみを感じてしまう。
○物語が始まりそうな風景
次は空の旅へ。ヘリコプターはその日の気候によって高度を調整するが、条件に恵まれれば9,000フィート近くまで上昇するという。山はうっすらと緑をかぶったもののほか、氷河を抱えたものものある。訪れた12月はニュージーランドでは夏にあたるのだが、山を覆い隠すように広がる氷河は夏であることなどどこ吹く風。しっかり顕在だ。
「氷河の上に降りてみようか?」というドライバーの提案で、着陸可能な氷河の上で小休止。大自然が織り成す幻想風景を前にして、なぜピーター・ジャクソン監督が「ロード・オブ・ザ・リング」や「ホビット」のロケ地にニュージーランドを選んだのかが少し分かった気がした。確かに、この場所から物語が始まりそうなのである。
空の旅の後は森の旅、ブナの木が生い茂るマウント・アスパイアリング国立公園内の中へ。