2015年1月17日 12:45
精神障害者の雇用継続をサポートする「心のフィットネス CLUB会員制度」
定期的なカウンセリングだけではなく、メンタル管理システム「コンケア」の利用がセットになっている。
「コンケア」は、毎日の出退勤に合わせ気分の変化を監視し、その状況に合わせ、心身のフォローアップをする仕組み。利用者が、毎日安定的に出勤できていない場合や、気分の落ち込みが続いていた場合に、不安・不満の解消に努め、症状が悪化せず、再発させないよう取り組む。
同システムは、わずわしい手続きをできるだけ削減するために、会員制度という形態で提供する。心身の健康を確認できるよう、自律神経バランスやストレス耐性を計測する「自律神経計測」、栄養バランスや新陳代謝を見る「血流スコープ」といった機器や「WAIS-III成人知能検査」「GHQ精神健康調査」などの心理テストも取り入れる。
会員には会員証も用意。会員証を企業に提示することで、自身の障害を理解し、その対処をして発症を予防しているというアピールポイントとなる。企業側から見ても安心感が高まるため、幅広い職種・好条件の求人を得やすくなるという。
同システムの対象となる人は、うつ病など精神疾患(精神障害)について悩んでいる人。本人以外の相談も受け付ける。