2015年1月20日 13:59
糖尿病などのリスク要因削減に"GI値は関係ない"とする研究結果を発表
5週間の食事療法が終了した時点で、高GI食を摂取した参加者と比べても、低GI食を摂取した参加者の血圧、インスリン感受性、血中脂質レベルには、大きな改善は見られなかったとのこと。
同協会栄養顧問および炭水化物代謝の専門家であるキャサリン・ビールス博士(管理栄養士、米国スポーツ医学会フェロー)は、「GI値の支持者は、低GI食は糖尿病と心血管疾患のリスク要因を削減できると主張しています。しかし、これらの研究結果からは、健康に良い食事においては、GI値はあまり関係ないことがわかりました。インスリン感受性、HDL/LDLコレステロール値、収縮期血圧の改善という点で、低GI食は高GI食よりも効果があるわけではありませんでした」とコメントしている。
なお、中サイズの皮付きポテト1個(約150g)のカロリーは約110キロカロリーで、バナナ1本分よりもカリウムが豊富(620mg)に含まれ、ビタミンCの1日の摂取量の約半分(45%)を摂取することができるという。さらに、脂肪、ナトリウム、コレステロールは含んでいないとのこと。
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