2015年1月29日 10:58
Aras、Aras Innovator 11を発表 - 部門間の連携を深め、生産効率を高める
である。
この最新バージョンでは、プラットフォームにソーシャル機能を組み込むなど、専門分野を超えたコラボレーションを、PLMを経由して実現する「ビジュアルコラボレーション」の実現に重点が置かれた。部門間のコラボレーションの活性化することで、より素早く意思決定を行い、より迅速に問題を解決することができる。
コミュニケーションに重点を置く背景には、各部門で運用しているシステムがバラバラなため、他分野と密にコミュニケーションをとれず、PLMを導入しても生産効率がなかなか上がらないというユーザーの声がある。
「Aras Innovator 10」では様々な端末を通してPLMの情報にアクセスできるようにするなど、同社はここ数年、「コラボレーション」の実現に取り組んできた。今回、「Aras Innovator 11」と同時に発表されたモバイル端末向けアプリ「Aras Flow」はその流れを汲むものだ。
同アプリは会議の場や外出先でもモバイル端末からPLMの機能へアクセスすることを可能とする。つまり、仕事のスタイルによって使う端末の種類を変えながらも、共通プラットフォーム上の情報へのアクセスし、コミュニケーションをとることができる。