くらし情報『ネコはどのように世界を移動し、多品種化したのか - 京大が解明の鍵を発見』

2015年2月3日 11:45

ネコはどのように世界を移動し、多品種化したのか - 京大が解明の鍵を発見

を、欧米では約半数が保持していることが判明。このことから、中東で家畜化したイエネコのうち欧米へ向かった一部の集団にのみこの新しいRDRSが侵入したと推測された。

また、ヨーロピアンショートヘア(ESH)、アメリカンショートヘア(ASH)、アメリカンカール(AC)は共通してE3染色体にRDRSを保有していた。ESHの元となったスカンディナビア半島のネコはイギリスへ渡った後、メイフラワー号に乗ってアメリカに上陸し、ASHやACが作られたと言われており、新しいRDRSが各品種の起源を知る上で有用なマーカーとして使用できることがわかった。

研究グループは今回の成果について、RDRSはイエネコの起源・歴史を解明するだけでなく、品種ごとの特徴・違いの理解にも役立つとしている。

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