くらし情報『Spansion、HMI向けにCortex-M4Fを搭載したMCU2製品を発表』

2015年2月9日 14:37

Spansion、HMI向けにCortex-M4Fを搭載したMCU2製品を発表

を搭載したCortex-M4F MCUである(Photo05)。

こちらに搭載される2D GPUはご覧の通り非常に多くの機能を持つ(Photo06)。確認したところ、このGDCは、元々富士通が長らく自動車用や家庭向けなどに開発してきた「GDC」とルーツは同じであり、2Dのみにした上でMCU用に省電力化や機能の最適化を図ったものだそうである。内部構造はこんな感じ(Photo07)で、CPUコアとGDCが鎮座する形である。CPUコアはPhoto05にもあるようにCortex-M4Fの160MHz駆動で、Flash 384KB/SRAM 36KBが基本となる。これとは別に外付けSDRAM(これは66MHzのノーマルなSDRAMとの事)が接続可能で、色数あるいは画面サイズが大きくなって内蔵VRAMでは足りなくなった場合に利用される。この際には内蔵VRAMとSDRAMの両方が利用されるとの事だった。66MHzのSDRAMと内蔵の高速SRAMではだいぶアクセス速度が異なるが、そのあたりはGDCがうまく調整するとの話であった。
またGDCはAlpha Brendingなどの機能を持つことからも判るように複数のレイヤが利用できる。

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