2015年2月9日 14:54
モバイル・クラウド時代はID管理を自動化 - RSAがIDライフサイクル管理製品
、つまり、モバイルやクラウド、アジャイル開発のビジネスにおける比率が高まることに触れ、「これらが組み合わさり、もっとたくさんのアプリが出て、もっとアイディアが生まれてくる。だからこそ、IDなどの統合管理対策が重要で、(工数を削減できる)自動化を図りながらも、内部統制ができるソリューション」が必要と語る。
続いて八束氏が製品の狙いについて説明。現在の企業内のID管理には大きく分けて3つの課題、「監査やリスク管理といったコンプライアンス」「ビジネスの現場のスピード感」「複雑なITインフラへの対応」があるという。
「事業のスピード感に合わせたID払い出しやアクセス要件の変更に迅速な対応する必要がある。ビジネス側だけではなく、ITインフラストラクチャでも、従来型のオンプレミスに加えて、クラウドまで組み合わせることにともない、システムが複雑化して全体が見通せなくなってきている」(八束氏)
アカウント管理自体も、巨大化、複雑化しており、1万人規模の企業の場合、アカウント数はその10倍、さらにアクセス権の設定数、それぞれのアクセス権の適用パターンを組み合わせると1000万のアクセス権タイプにも膨れ上がる。