2015年2月13日 15:40
米Facebook、死後自分のアカウント管理を委託する「Legacy Contact」
Legacy Contactを利用せずに、死後永久にFacebookからアカウントを削除するように設定することもできる。
Facebookではこれまでユーザーが死亡した際、追悼アカウントとしてアカウントをそのまま保存して閲覧できるようにするサービスを提供してきた。この場合、その人の死後は周囲の人がアカウントをアップデートしたり告知することはできなかった。今回、ユーザーの要求を受けてアカウント相続コンセプトを導入したという。
Legacy Contactは米国で提供を開始した段階で、現時点では日本では利用できない。Facebookによると設定は、ログオン後「設定」画面の「セキュリティ」から行えるという。Legacy Concactを選択して、友人や家族から指定する。その後、その人にその旨を伝えるメッセージを送ることができるほか、Legacy Contactに指定した人に写真や投稿のダウンロードを許可したり、プロフィール写真やカバー写真の変更を許可する場合は、詳細設定から行える。
Legacy Contactの設定は、PCからでもモバイルからでも可能のようだ。
ソーシャルネットワークが日常の一部として浸透しつつある中、その人の死後のアカウントはどうなるのかということはしばしば問題となっていた。