新人Webディレクターがゼロから学ぶ! CMSによる企業サイト制作 (3) スマホ向けを念頭に入れたサイトの構造化と、サイトの権限設定を考えてみた
うんうん、そうだね。「船の先端でポーズとってただけのつもりが、うっかり面舵一杯~!! 」みたいなとこ触っちゃって、氷山にぶつかって船が沈むーみたいな感じになるよね。
(そんなことあるのか? ……ともあれ、話を進めるためにそういうことにしておこう)
……はい、なりますね。
そういうことが起きないように、必要な人に必要な権限を与えてWebサイトを運用することが大事だよね。
例えば、今回利用するCMS「MovableType.net」の権限と照らし合わせて見てみようか。
【Webマスター】
まず、Webマスターとなる人は、Webサイトの全体を管理する必要があるので、サイト管理者(オーナー)の設定になるね。この人は、Webサイトの全場所を触れるよ。
【ライター / 編集長】
次に、例えば、ニュースは複数人のマーケティング担当者が書いて、公開前のチェックをマーケティングチームの上司が編集長として行うと仮定しよう。
各マーケティング担当者は、ニュースブログのライター権限をもらう。また、広報担当者は自分が書く記事のみを編集できる。ただし、記事の公開はできない。
上司は、ニュースブログの編集長権限を持っているので、全員が書いた全記事を閲覧・編集でき、また、記事を公開することができる。