2015年2月20日 13:20
キーワードは「統合」 - シーメンスPLMが産業機械業界向け事業戦略を発表
という4つの柱で構成されている。このプラットフォームは、製品のライフサイクル情報管理をはじめ、設計から運用までを行うシステムを統合し、従業員がそれぞれの役割に応じて必要な情報へアクセスできるようにするだけでなく、オープンプラットフォームを提供することで他社製品・システムとも共存可能な仕組みを構築するというアイデアだ。ガーグ氏は「我々はデザインソフトと物理エンジニアリングソフトの両方を提供しており、機械の設計から運用まで支援するノウハウを持っている」とコメントした。
同社は具体的な取り組みとして、「Advanced Machine Engineering Campaign」を展開しており、2D図面から3DCADへの移行、顧客の受注管理、工作機械のモジュール化、オートメーションのシミュレーションなどに対する支援を提供している。また、同氏は世界中の産業機械メーカーが実施しているベストプラクティスを収集・反映させ産業機械向けにNXやTeamcenterを調整しパッケージ化した「Industry Machinery Catalyst v1.0」を2015年の第2四半期(4月~5月)にリリースすることも明かした。