くらし情報『IP500 Allianceが日本拠点を発足 - ビル向けIoT機器から普及図る』

IP500 Allianceが日本拠点を発足 - ビル向けIoT機器から普及図る

IP500 Allianceが日本拠点を発足 - ビル向けIoT機器から普及図る
IoT向け無線規格であるIP500の確立・普及を図るIP500 Allianceは2月24日、IP500 Alliance Japanの発足を発表した。

IP500はEUで868MHz、米国で915MHz、日本では915MHz/928MHzというサブ1GHzの周波数帯を使用する。通信速度は500kbps、通信距離は500mと、同じ周波数帯のZigBEEやZWaveと比べて高速かつ遠距離で通信できる。また、ノードの数も最大2000と多い。

IEEE802.15.4-2006、IPv6、6LoWPAN、UDPおよびBACnetTMに対応しているためネットワークコストを低減することができ、電池で5~10年動作が可能だという。

また、メッシュネットワークを基本とし機器がアドホックでつながるため、機器が壊れてもすぐに他の機器でバックアップすることができるほか、既存ネットワークとの完全相互接続が可能となっている。

IP500 AllianceのHelmut Adamski CEOによれば、HEMSやセキュリティ(防犯防火)設備の一元遠隔制御、公共施設に設置されたセンサー網で収集されたデータの一括管理システムなどでの利用を想定しており、中でもビルの火災警報器での活用を促進していくという。
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