エドワード・ヴァン・ヘイレン、がんにて死去。これまでこんな音、聞いたことなかったよ……
早速、セミみたいなギターで練習した。意外にそれっぽく聞こえることがわかり感動した。でも全然違った。決定的に異なっていた。
ギターソロの凄みに打ちのめされながら3曲目が始まる。ラジオで聞いた「You Really Got Me(ユー・リアリー・ガット・ミー)だった。ステレオでキチンと聞くイントロは本当に、今まで聞いてきたどのロックギターの音とも違った。異次元だった。
1音半~2音のチョーキングの多用、一瞬だけ入るライトハンド、こすりつけるようなカッティング、絶妙なトレモロのタイミング、隙があれば挟まれるハーモニクス、どれを取っても素晴らしかった。
「炎の導火線」からのプロモーション・ビデオは色とりどりのライト、スモークの演出で笑っていない正統派のハードロック路線だった。ヴァン・ヘイレンの印象が大きく変わったのはアルバム「1984」からの「Jump(ジャンプ)」のビデオからだ。超絶技巧は変わらないが、エディーが終止ニコニコしながら演奏し楽しくてしょうがない感がひしひし伝わってきて、見てるこちらも楽しくなった。
同じアルバムから「Panama(パナマ)」もビデオがある。所見ではきっとベスト・ヒットUSAで見たのだと思うが、MTV全盛期のこともあり、これがまあ、バカっぽい(失礼!)