2015年2月27日 06:00
JAL、5年目でついに"真打"登場!「AIR モスバーガー」のここがJALスペシャル
も契約農家から野菜を仕入れているが、工場調理の行程を挟む機内食用に出荷基準を調整しているという。
特別に見直されたのはミートソースだけではなく、実はトマトやパティも店舗で提供しているものとはちょっと違うそうだ。モスフードサービスでは通常、「L玉」と命名された大玉のトマトを使用しているが、機内食として提供できるサイズを考え、より小さい「S玉」を用いている。そのため、店舗よりもトマトは小ぶりで厚めにスライスされている。そしてパティは機内で温めることを考え、よりジューシーさを追求するために量を増やしているという。
モスフードサービスの森本氏は、「もちろん、店舗で提供するようなできたての状態が一番おいしいと思います。ですが、独自の製法で作ったミートソースといい、味わいは店舗のものとそん色ないように思います。店舗を100点としたなら、85点の完成度ではないでしょうか。
その一方で、パティのボリュームをアップした分、『機内食の方が好き』という人もいるのではと思っています」と言う。そのような言葉に対しJALの田中氏は、「残りの15%は客室乗務員の笑顔で」と、店舗での味に引けをとらないサービスを公言した。