6倍越えのCPUパワーと2倍のメモリもお値段据え置き - 「Raspberry Pi 2」を試す
を使っていた。一方、CPUには700MHz駆動の「ARM1176JZF-S」を使用していたので、「やや非力」ともいわれていた。
これらを解消したのが、RSコンポーネンツから販売が開始された「Raspberry Pi 2 Model B」(以下、Raspberry Pi 2)だ。基本的なレイアウトは先代Model B+と同一なので、ケースなどを流用できる。
スペック面では、SoCが「Broadcom BCM2836」となり、CPUは「ARM Cortex-A7」(4コア・900MHz)に、メモリは1GBにと、大幅にパワーアップした。しかも、想定価格は従来と同じだ。
筆者もマイナビニュースの記事を見てさっそく注文しようとしたが、RSコンポーネンツの通販サイト「RSオンライン」で色々と入力している間に、「一時在庫切れ」となってしまった。今回は、マイナビニュース編集部から送られてきた評価ボードを使って、あれこれと遊んでみた(注文しておいたRaspberry Pi 2は、本記事を書いているときに届いた)。
○基本的な基板デザインは従来モデルを踏襲
Raspberry Pi 2の基本的な基板デザインはModel B+と同じだが、新しくなったBroadcom BCM2836 SoCは、RAMパッケージをSoCの上に載せておらず、Broadcomロゴが見える。