BtoBレベルの"次世代"セキュリティ対策を家庭でも実現する方法
DePではこうして「使用するソフトウェア」を許可することでホワイトリストに登録していくことができる。自身が日常使っているものを把握しホワイトリストに登録することで、悪意あるプログラムだけが止められるようになり、膨大な数のマルウェアをデータベースにするよりも、効率的で効果的な対策を実現できるというわけだ。
「当社では、さまざまなアプリケーションを解析し、Windows本体を含めビジネス等でよく使われるソフトはあらかじめホワイトリストに登録しています。また、ユーザーが当該プログラムをどのように "判断" したのか(許可したのか、またはブロックしたのか)、といったデータを、クラウド上に蓄積しています。個人向けのHome Editionでは、これらの情報をもとにしてブロックすべきかどうかを警告表示の時点でグラフで表示するので、判断の一助にすることが可能です。ホワイトリスト型だからといって、難しいということはありません」(石津氏)
ハミングヘッズは日本発のベンチャー企業として登場し、個人情報や企業機密の取り扱いに非常に厳しい業界や企業のニーズに応える形で、技術を磨いてきた実績がある。そうした日本企業向け・日本市場向けの技術やサービスが、DePには盛り込まれている。