1,000万人の利用者を支えるニフティクラウド - その高品質なサービスを支えるVMwareのテクノロジー
ヴイエムウェアが仮想化業界をリードするベンダーであることを感じさせられます」(浜中氏)
こうした評価の中では各機能を表にまとめることが多いが、ニフティクラウドの要件に当てはめると、単なるYES/NOでは評価しきれない部分も少なくないという。そうした細かな評価の中でも、VMware製品は段違いの性能・機能を持つというのだ。
○VMware NSXを活用してより価値の高いサービスを提供したい
近年のニフティクラウドでは、「ハイブリッドクラウド」をテーマに、さまざまな機能拡充を図っている。例えば2014年11月には、オンプレミスシステムとクラウド上のシステムをレイヤー2ネットワークで接続するサービスを開始した。2015年以降も、この流れは継続する意向だ。
そうした機能の一部を担うため、同社は「VMware NSX」を導入し、ネットワーク仮想化/SDNという技術革新をビジネスに転換すべく、“仮想ネットワーク技術者”の養成を含めた本格的な展開を図っているという。ニフティのISPとしての物理ネットワークの強みに、仮想ネットワークの革新性を加えることで、さらなる価値を生み出したいという。
例えば、オンプレミスシステムをクラウド上に移行すると、どうしてもクラウド側のネットワークに合わせて制限しなければならない部分が出てきてしまう。