1,000万人の利用者を支えるニフティクラウド - その高品質なサービスを支えるVMwareのテクノロジー
しかし、ネットワーク仮想化技術を用いれば、オンプレミスシステムで培ってきたネットワークのノウハウを、クラウド上でも再現できるようになる。つまり、アプリケーションなどに影響することなく、クラウドへの移行が可能になるということだ。ニフティは、VMware NSXをそうした価値を提供できる基盤になると考えている。
クラウド事業部 クラウドインフラ部の五月女雄一氏によれば、「2012年にネットワークデザインパートナーとなり、“クラウドに必要なネットワークのあり方とは”などのテーマで、VMware本社のエンジニアと深い議論を交わしてしてきました。その中で登場した要望や課題は、さまざまな形でVMware NSXに反映されています」とのことで、両社のつながりの深さが伺える。
このようにニフティとヴイエムウェアは、古くから深い協業体制を敷いてきた。しかし、新しいパートナープログラムである「VMware vCloud Air Network」(vCAN)の登場によって、サービス面での連携など、さらなる協業が期待できるとする。
「私たちは、VMwareを使いこなしているだけに、一般のユーザーには開放されていない部分の情報や機能が必要になることも多々あります。