くらし情報『韓国、月探査ローヴァーの試作機を公開 (3) 打ち上げまで残り6年弱、迫るタイムリミット』

韓国、月探査ローヴァーの試作機を公開 (3) 打ち上げまで残り6年弱、迫るタイムリミット

しかし中国は、2013年に月面着陸に成功した「嫦娥三号」に続いて、同型機の「嫦娥四号」を2016年に、そして月から砂や石を地球に持ち帰ることを目指した「嫦娥五号」を2017年に打ち上げる準備を進めている。中国は月探査に並々ならぬ力を注いでおり、今後も最大の極として存在感を発揮し続けるだろう。

またインドも2008年に「チャンドラヤーン1」を打ち上げ、月周回軌道からの探査を行った実績がある。そして現在は後継機の「チャンドラヤーン2」を開発しており、2017年に打ち上げが予定されている。チャンドラヤーン2はもともとロシアとの共同ミッションとして進められていたが、現在ではインド単独で開発が進められている。チャンドラヤーン2は月を周回する周回機と月面に着陸する着陸機、そしてそこから発進するローヴァーから構成されている。

そして日本も、まだ検討段階ではあるものの、「かぐや」後継機の「SELENE-2」によって、月面着陸やローヴァーによる探査を狙っている。またイプシロン・ロケットで打ち上げられる規模の小型月着陸機「SLIM」の構想もある。
SLIMは将来の月・惑星探査に必要な、ピンポイントでの着陸技術を実証することを目指している。

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