現役エンジニアが本音で試すニフティクラウド (6) システム全体のパフォーマンスを向上させる「オートスケール」の設定方法
を行う。オートスケールは、左メニューの「オートスケール」から設定できる。「オートスケールの作成」ボタンをクリックして、設定していく。
ここでは、次のように設定した。当然のことながら、後から変更することができる。
設定を済ませて、しばらくすると、最小台数で設定したサーバーが起動するので、表示されたロードバランサーのIPアドレスにhttpでアクセスし、Apacheが起動しているか確認しておく。○負荷をかけてみる
では、abを使って、Apacheに負荷をみよう。
# ab -n 1000000 -c 100 http://ロードバランサのIPアドレス
サーバーにSSHでログインし、topコマンドを表示させたときの画面は以下。
CPU負荷が1%を超えるようにする。
しばらくすると、オートスケールの画面で、サーバー数が増え、設定した時間とともに、削除されることが確認できる。
以上で、オートスケールが正しく動作することが確認できた。SNMPのインストールなどが必要なこと以外は、ほかのクラウドサービスと比べて簡単にオートスケールの設定ができることが特徴だろう。
トリガーとしては、「サーバーCPU使用率」