SecureWorksはセキュリティリスクではなくビジネスリスクに対応する
テリー・マグロー氏によれば、同社のSOCにはグローバルで500人以上の人員がおり、SOCで働くメンバーはすべて、何等かの資格を有するエキスパートだという。具体的には、SOCのアナリストは全員、SANS GCIA GIAC Certified Intrusion Analyst 認定のセキュリティアナリストで、この認定試験は合格するのが非常に困難だという。有資格者は世界でわずか4,800名弱だが、同社には70名以上の有資格者がおり、これはベンダーとしては最大規模だという。なお、川崎の施設では6名のSOCアナリストがいるということだ。
テリー・マグロー氏は、Dell SecureWorksのSOCの特徴について、「1つのユニークな側面として、MPLE MultipleProcess Logic Engineで駆動する独自の技術CTP Counter Threat Platform)が挙げられる。これはセキュリティイベント分析エンジンで、25万を越す異なる分析を実行する。このエンジンで 1日当たり1,100億を越すイベントを処理し、約7,500件ほどは疑わしいイベントまたは悪質なイベントと認定される。