SecureWorksはセキュリティリスクではなくビジネスリスクに対応する
バリー・ヘンスリー(Barry Hensley)氏は、Dell SecureWorks 脅威対策事業部(CTU)調査チーム担当 エグゼクティブ・ディレクターで、2010年に同社に入社。以前は米国陸軍地球規模ネットワーク作戦・保全司令部(AGNOSC)の前司令官であったという。
同氏はSecureWorksの印象を「SecureWorksの人々は米軍と同じ情熱をもっている。米軍は国を守るという情熱があり、SecureWorksには企業を守るという情熱がある。入社したとき、その点は感心したと語った
バリー・ヘンスリー氏によれば最近の傾向として、2011年あたりからセキュリティトークンを使った攻撃が増えているという。これは、セキュリティトークンを利用している企業をハッキングするために、トークンを提供している企業をハッキング。これにより、狙った企業に侵入する際は、正規の動作として行えるのだという。また、Comfooなどいろいろなテクニックを利用しており、それを発見するのは大変だという。
同氏は日本について、ハイテクノロジーの企業が多く、最近特に攻撃が増えており、「日本はハッカーからも注目されている」