子どもの6割以上が"夜型" ‐ 専門家「親の生活習慣による影響は明らか」
同様に運動・スポーツについても調査したところ、「運動・スポーツするのは好き」と回答した割合は、夜型の子ども(62.7%)より、朝型の子ども(72.9%)の方が10.2ポイント高い結果となった。また、「運動・スポーツするのは得意だ」という割合も、夜型の子ども(44.8%)より朝型の子ども(56.9%)の方が高く、12.1%の差が生じている。
最後に、朝型の子どもと夜型の子どもの睡眠時間を比較。その結果、夜型の子どもは朝型の子どもに比べ、平日の睡眠時間が50分、休日の睡眠時間が15分短い結果となった。
学年別に見ると、夜型の割合は高校3年生が最も高く、79.8%。次いで、高校1年生で77.9%、中学3年生で76.0%を占めている。
また学年が上がるにつれ、睡眠時間は短くなる傾向も見られた。高校3年生の平日の睡眠時間は、他の学年と比べて最も短く、平均6時間48分となっている。
さらに、平日と休日の平均起床時間を比較したところ、中学3年生以上の夜型の子どもでは、平日と休日の起床時間に2時間以上のズレがあることが判明。中でも、高校1年生の夜型の子どもが最もズレが大きく、2時間17分となった。