約3%の確率で自動販売機からピンク色の「お~いお茶」が!? – 伊藤園の担当者にその経緯を聞いてみた
「渋み」をバランスよく引き出し、まろやかで深い味わいを実現しております。火入れは和食の調理に似ています。素材の良さを引き出し、味わいを豊かにします。培った経験をもとに、検査機器では出にくい繊細な味や香りを引き出すのです。
――長年愛されているブランドの味を変えることはかなりのチャレンジだったのではないでしょうか?
私たちはいつも、お客様に「最高」にご満足いただける味わいを追求しています。長年愛飲していただいている方々はもちろん、たくさんの方々においしいと感じていただけるよう、これからもチャレンジしてまいります。
「お~いお茶専用茶畑」では、試験中ではございますが、茶葉の品質を高めるため、人工衛星で生育を管理する「リモートセンシング技術」を導入し、長年の知識と経験をもった茶師の目と併せて、茶葉の状態をダブルチェックしております。お茶は生き物ですから、摘み採りのタイミング次第で、旨みや栄養成分が異なります。
最適な摘み採り時期を見極める取り組みは、非常に重要なことであり、これも畑づくりから取り組む我々ならではのメリットなんです。
――実際に"新味"を飲んだ消費者の方からはどのような意見が届きましたか?
幸いなことに、とても好評をいただいております。