"緊張汗"をかく人、63% ‐ 皮膚科医「症状が重い場合はボトックス治療も」
調査結果を受けて、東京都立大塚病院皮膚科医長の藤本智子医師は、「正しい汗の知識を身につけて対症療法を学び、シーンに合わせて市販の製品を使用することで、多くの人が自信をもって行動ができるようになるといいなと思います」とコメント。
そして、「非常に汗が多かったり、対策を講じてもなかなか改善しなかったりする場合には、症状に応じた段階的な治療があります。症状が比較的軽い場合は、塩化アルミニウム液の塗り薬を使用します。症状がもう少し重くなれば、ボツリヌス毒素を患部に注射するボトックス治療という方法もあります」とし、「適切な治療によって症状が改善する可能性は高いので、信頼できる皮膚科を受診してください」と呼びかけた。