くらし情報『GTC 2015 - Googleが「ディープラーニング」に対する取り組みを紹介』

GTC 2015 - Googleが「ディープラーニング」に対する取り組みを紹介

Googleは、最新の人工知能基盤の開発に数十人年のシステムエンジニアと人工知能研究者を投入している。また、1000程度のCPUやGPUで10億以上のデータサンプルを並列に学習させることも少なくないという。さらに、ディープラーニングを実際の製品に利用して急速に経験を積んでいる。例えば、写真検索やAndroidの音声認識機能、ストリートビューや広告の配置などにディープラーニングが応用されている。

音声認識では、Googleのスピーチチームと共同して、800台のマシンを使って5日間の学習を行い、単語のエラーを30%削減した。これは、2012年にAndroid 4.1(Jellybean)に組み込まれている。

ビジネスにディープラーニングを利用する一方で、イメージやスピーチ認識といった領域でアカデミックな挑戦をしばしば優先し、頻繁に論文を出してい。これはGoogleから出ている論文を見れば、いろいろな分野を広く手がけていることが分かるはずだ。


ディーン氏はここで、具体的なディープラーニングの事例を紹介した。YouTubeにある1000万の動画から1つのフレームを抜きだしサンプルとし、オートエンコーダーという技法を使い、三層で最上位に6万のニューロンを置いて学習させた。

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