がわかりやすくなり、より目的意識が高まることだろう。
戦略ロードマップの目的や役割がわかったところで、どのように設計すれば良いのか見てみよう。必要なのものは紙とペンだ。
ステップ1:ビジョン
最初にやることは、「紙にビジョンを書く」。わかりやすく、明確に書こう。
ステップ2:価値観
ビジョンの下に、「顧客中心」や「事業拡大」「有機的な成長」など、自社の価値観や方針を示そう。
自社が差別化や特徴としたいところをここに記入し、ステップ1のビジョンと連携させることが重要だ。もし連携していないのなら、見直すいい機会と捉えよう。
ステップ3:重要な目標
ステップ1のビジョンを現実のものにするために、具体的な目標を挙げることが大切だ。
「売り上げ高を前年比10%増加させる」といった全社的な目標かもしれないし、「ソーシャルメディアを通じた顧客関係強化」など部門別の目標かもしれない。ステップ4:戦略
次は戦略。ステップ3の目標を達成するための戦略、行動プランを練る。バランススコアカードで有名なRobert Kaplan氏とDavid Norton氏の考え方を利用すれば、「財務」と「顧客」