Intel、第5世代Core vProを発表 - 「進歩する仕事術」につながるワイヤレス機能の強化をアピール
第5世代となるインテルvProテクノロジーはさらなるケーブルレス化が進められた。具体的には従来のWiDiよりも管理性や堅牢性が強化された、ビジネス向けのワイヤレスディスプレイ技術Intel Pro WiDi、WiGigを使用したワイヤレス・ドッキングが挙げられる。
Intel Pro WiDiはコンシューマ向けのWiDiの発展版で、ネットワークと異なる周波数帯を使い、無線LANの電波が飛び交う場所でも安定した接続を実現する。さらに複数人のミーティングでのスムーズな表示の移行やアダプタのリモート管理といった機能も盛り込む。すでにアダプタが販売されているほか、パナソニックからIntel Pro WiDi機能が含まれたプロジェクターも発表された。
ワイヤレス・ドッキングは社内の共通利用ブースでケーブルを差し込むことなく、ブース内のディスプレイ、マウスやキーボードと無線接続できる。企業では複数メーカーのPCを採用し、配置していることが多いのだが、この場合ではドッキングステーションの互換性のなさが問題となっていた。
第5世代Core vProではIntel製のWiGigモジュールを使うことでベンダーに関係なく利用が可能。