AppleのiPad、米国での販売開始から5周年 - その変わらぬ好調ぶりの秘密は?
同氏は同イベントで顧客満足度も1位であると述べたが、これについては興味深い調査結果が残っている。米調査会社ChangeWave Reserchによれば、2014年5月に行ったリサーチでは、iPad Airについては98%のユーザーが製品に満足しているという数字が出ている。さらにiPad mini Retinaディスプレイモデルにいたっては100%、すなわち購入したすべてのユーザーが満足しているというのである。にわかには信じ難い数字だが、こういった調査にも表れている満足度の高さが、iPadが継続して売れている理由のひとつであることには間違いない。
日本国内においても、IDC Japanの調査報告によれば、2014年の国内タブレット端末出荷台数は2013年に引き続き、アップルが年間シェア44.3%で首位。 2位につけたASUSのシェアは10.3%ということで、他社に圧倒的大差をつけていることが明らかになっている。年末商戦期を含む、2014年第4四半期(10月-12月期)だけも参照してみても、アップルのシェアは44.9%で首位。2位の富士通は(8.3%)で、やはり大きく水を水をあけられた結果となっている。