2015年4月7日 19:39
Dropbox、ビジネスユーザー100万人獲得を目指す - ソフトバンク C&Sと業務提携
日本市場における特徴として、有料ユーザーの利用率の高さがあげられるという。河村氏は「今後、Dropbox for Businessの知名度を上げ、安全性や機能性をご理解いただければ、まだ爆発的にユーザー数が増える余地がある」と分析。これにより「日本企業の生産性を飛躍的に高める手助けをしていきたい」と意気込んだ。
●セキュリティにも万全の体制
○日本で有料ユーザーの利用率が高い理由は?
発表会後は質疑応答の時間が設けられた。競合製品との差別化要素について問われると、ハウストン氏は「スケールの違いにある。Dropboxのプラットフォームでは、既に30万のアプリが動いており、10万社がビジネスに導入している」と回答。日本で有料ユーザーの利用率が高い理由については「一度、生活の中にツールを取り入れると、その後はお金を出すことを厭わない人が多いためではないか」(同氏)と分析した。
セキュリティ体制に関する問いには「個人情報を扱っているため、万全の態勢をとっている。
Googleでセキュリティを担当していた人間なども、弊社の開発チームに携わっている。今後、業界のパートナーと協力し、パスワードの安全性をより高めていくなどの対策をとっていきたい」