神奈川県横浜市で重さ1kg越え・高さ20cmの「キンタマーニ」に挑んでみた!
辛さは同店では辛口に当たる「プダス」を注文した。
スープカレーを一口すくう。とろみもなくサラサラだ。口に含むと、意外にもさほど辛さは感じられず、最初に深みのあるチキンの風味が広がる。次にライスをカレースープに沈めてから食べると、サラサラした口当たりでとても食べやすい。
カレースープは辛さだけが主張するとんがった味わいではなく、かといって物足りないわけでもない。しっかりとしたコクの中にピリッとした辛さがアクセントになっていて、キンタマーニをぐいぐい崩す勢いでライスが進む。
……と、「さほど辛さは感じられず」と調子に乗っていた筆者だが、次第に舌がビリビリとしびれてきた。
そんな時にうれしいのがたっぷりの野菜だ。ゆでたニンジンと素揚げしたカボチャ、それにインゲンやピーマン、ナス、アスパラ、レンコン、キャベツなどがそろう。
カボチャの甘みに加え、クタッと柔らかく煮込まれたキャベツの甘みもポイントだ。うずら卵のほっこり感にも癒やされる。また、時々フッと鼻に新鮮なスパイスの香りが抜けていく。これが生唐辛子の刺激なのだろう。香りと辛さが絡み合い、味に"立体感"が出ている。
○チキンレッグの力も借りて登頂を狙う!
野菜を全部食べ終わった頃、下から大きなチキンが現れた。