くらし情報『25歳のあなたへ。これからの貯"金"講座 (3) 日経平均株価2万円接近、震源地のNYヘッジファンドに聞く』

2015年4月9日 15:58

25歳のあなたへ。これからの貯"金"講座 (3) 日経平均株価2万円接近、震源地のNYヘッジファンドに聞く

総じて、日経平均2万円の後の「出口戦略」のほうに既に意識が移っている様子です。
そこは、アベノミクスのサード・アロー(第三の矢)の結果次第。
国内選挙や消費税再増税、そして日本国債市場の機能不全をいかにこなしてゆくか。それにより日本株保有期間が決まっていくでしょう。

○人間は時に理屈で動かない

そして株が上がると、投資家も心理的余裕が出て、新たに金でも買おうかという気分になるようです。これは、市場最前線で感じること。理屈から言えば、"株が下がった時に金でヘッジ"ですが、人間は理屈通りには動かない。株価が下がると、心理的に萎縮して、金など新たなものにカネを入れる余裕もなくなる。
逆に、株価が上がれば「資産効果」で金を買う余裕もできるわけです。

○著者プロフィール

●豊島逸夫豊島逸夫事務所(2011年10月3日設立)代表。2011年9月末までワールド ゴールド カウンシル(WGC)日本代表を務めた。1948年東京生まれ。一橋大学経済学部卒(国際経済専攻)。
三菱銀行(現・三菱東京UFJ銀行)入行後、スイス銀行にて国際金融業務に配属され外国為替貴金属ディーラーとなる。豊富な相場体験をもとに金の第一人者として素人にも分かりやすく独立系の立場からポジショントーク無しで金市場に限らず国際金融、マクロ経済動向についても説く。またツイッターでも情報発信している。

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