2015年4月9日 16:14
トヨタ「オーリス」試乗 瞬発力と低燃費で突出する120T "和製欧州車"の実力
トヨタ自動車の日欧戦略車「オーリス」に追加設定された最上級グレード「120T」は、同社初の新開発1.2L直噴ターボエンジン(8NR-FTS)を搭載し、「1.8Lクラスのクルマに匹敵する走行性能を持つ」(同社)という。その“走りっぷり”を体感するべく袖ヶ浦フォレストレースウェイ(千葉)へ向かった。
まずは外観から。4月6日から発売が始まったマイナーチェンジ版のオーリスには、2色の新たなボディカラーが追加された。街をパッと明るくさせるようなイエロー系の「シトラスマイカメタリック」と、シャープなラインをより引き立てる「ブルーメタリック」だ。
新色の設定に加え、表情もよりエモーショナルなデザインへと変貌。グリルのエンブレム部分からヘッドランプまで続くラインや、フロントロアグリルなどにメッキモールが配され、前後の表情はより力強い印象となった。全長はマイチェン前のモデルより55mm拡大され、より伸びやかなプロポーションへと進化した。
試乗した120T(2WD・FF)には、メーカーオプションの17インチタイヤ(225/45R17+アルミホイール)が装着されていた。15インチ(195/65R15+スチールホイール+樹脂フルキャップ)