Dropboxがソフトバンクら13社と提携、ビジネスユーザー拡大へ
そこで、一部のプロジェクトからDropboxを使っていただいて、『クライアントにすいすいファイルを送れる』と評価いただいた。その上で、コストも圧縮できる点や、タイムスケジュール管理が容易になったことで、より質にフォーカスできるようになったと聞いている」(河村氏)
また、エイリムでもこれまではファイルのやり取りにFTPやメール、USBメモリを活用していたという。その後、一部の社員がDropboxを導入し、好評だったことから、ビジネスアカウントに切り替えた。こちらの例では、副作用としてファイルのやり取りもクラウドサービス化できたことから、社内にとどまる必要がなくなり、ワークライフバランスがとれる会社のデスクに縛られない働き方ができるようになったと社員に好評だという。
河村氏は、「さくさくと仕事ができるようにしなければならない。日本の企業が安心してDropboxを使えるようにすることで、労働生産性向上に繋がるようにしていくことが責務」と語り、Dropboxを通して社会全体の働き方改革や中小企業のビジネスの伸長を支えたいと目標を据える。今回の各社との提携では、コラボレーションアプリなどの包括的なソリューションの提供、とりわけセキュアブラウザやSSO、EMMといった業務効率改善に直接繋がる話が多い。