リユースサーバという選択肢 (13) 「マンガ配信」を支える社内サーバを第三者保守で守る - ビーグリー
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○マルチベンダー環境の保守管理を一元化したい
──まず、EOSL/EOL保守サービスの対象になっている機器について教えてください。
岩上氏: 社内サーバとして約50台を稼働させていますが、そのうち、メーカーの延長保守が切れたものをお願いしています。ベンダーとしては、HP、IBM、Dellを中心に4~5社ですね。
天野氏: さまざまハードウェアが混在した環境なのですよね。
岩上氏: はい。社内サーバは基本的に必要になったときに購入するというかたちで増やしてきました。本来は、ベンダー1社に絞ったほうが管理の効率がいいと思うのですが、調達スピードと価格を重視していたせいもあり、異なるベンダーの機器で構成する環境となりました。
天野氏: 社内サーバはどのような用途に使っているのですか。
岩上氏: ファイルサーバとして使っているものが多いですね。その他にも、いわゆる基幹系と言われる経理系のシステムや、コンテンツ配信のための契約情報を管理するシステムで使っています。こうした重要なシステムについては、ホットスタンバイ構成で冗長化しています。