シリコンバレー101 (610) Atom x7搭載で小型・軽量になった「Surface 3」を使ってみて
Core Mを搭載した新しい「MacBook」もパフォーマンスが犠牲になっていると言われているが、問題はどのように使うかだ。従来のPCのように使うなら、MacBook Proや高性能なWindows PCを選ぶべきである。Surface 3とMacBookはスタイルが違えど、どちらもスマホ/タブレット世代のニーズ、スマホ/タブレット世代の利用スタイルに応えるデバイスである。
個人的には、パフォーマンスよりも10.8型というサイズのほうが悩みどころになると思った。Surfaceシリーズの特長の1つであるSurfaceペンを活用する場合、ノートパッドのように使って手書きでOneNoteにメモするならコンパクトで使いやすいが、ペンの使い方によっては画面が狭く感じる時があった。
例えば、イラストを描いたり、写真を加工したり、Surfaceペンを活用できる例として話題になったばかりの楽譜アプリ「StaffPad」を使ったりする時などもSurface Pro 3のほうが快適に作業できそうだ。2つのSurfaceを使い比べてみて、Surfaceペンを使ううえでSurface Pro 3の12型は、よく考えられたサイズだと改めて実感した。