WWDC15では何が発表されるのか - 例年のWWDCとキービジュアルから予想する
開発者向けのベータ版が即時配布開始され、正規版のリリースはiOSが秋、OS Xが夏というのも規定路線だ。
未知数なのはApple Watchに搭載された「Watch OS」についてだが、これは製品が登場したばかりということで、いきなり次期バージョンについての話はないと思われる。まずは現在のOSでアプリが充実し、問題点を解消する必要があるだろう。Apple Watchについては登録されたアプリ数や売り上げといった市場の数字に終始するのではないだろうか。
●キービジュアルから考察
○キービジュアル&キーワードから考える
アップルが開催するイベントでは、必ずキーワードとキービジュアルが用意される。こうしたキーワードやビジュアルも、発表内容を推察するカギになりうる。
WWDC15のキーワードは「The Epicenter of Change」(変化の震源地)だ。非常に抽象的だが、これまでのiOSやOS X中心から、ウェアラブルやスマートハウスなど、新ジャンルへのチャレンジを開発者に促すものとも受け取れる。
また、キービジュアルをみると、丸と四角が周囲を囲んでいる。丸はおそらくApple Watch、四角はiOS用アプリのアイコンだろう(45度傾いているが)。