アップルの「ライトウェイトスポーツ」マシン、新型MacBookのファースト・インプレッション
にも「ワイヤレス環境で使うために作られました。」と書いてある。
そこで実際、外に持ち出して使ってみることにしたが、これまで入らなかった小さなショルダーバッグに入る大きさや、カメラと持ち歩いても負担にならない軽さはやはり良い。カフェに入ってスリープから復帰して、カバンの中のiPhoneを使ってインターネット共有でネットワークに繋いで作業するまでの手間のかからなさもスマート。モバイルで力を発揮するマシンだと言える。
面倒なのはデジタルカメラからの画像取り込みなど、外部機器を利用するときだろうか。iPhoneで撮影した写真なら、iCloudを経由してそのままMacBookの写真アプリに読み込まれるが、できればデジタルカメラの写真なども直接読み込みたいところ。最近はWi-Fi接続のできるデジタルカメラも増えてきたし、Eye-Fiカードなどを使えば従来のカメラでもそのままネットを経由して利用できるようになる。スマートな利用のためにはこの手の仕掛けを用意したいところだ。
言ってみればMacBookは機能をそぎ落としたライトウェイトスポーツカーだ。性能的にはデスクトップはもちろん、他のノート型Macよりも低くはあるものの、その軽やかさや快適さは遙かに気持ちがいい。