人気飲食店のネット予約を実現した、リアルタイムなデータ連携- Yahoo!予約 飲食店とトレタ
これにより、ユーザーは瞬時に現時点の空席情報の確認と予約が可能に。店舗側は、トレタにて電話予約の登録や配席を行うのみで、予約情報の一括管理を実現する。また、入力の人的ミスやオーバーブッキングが発生することもない。
「連携のメリットとして最も強調したいことは、『人気店舗がネット予約機能を利用するメリットができた点』です。人気店はこれまで、営業時間中に担当者が終始電話対応を行い、人員を有効に活用できない現状がありました。今回のデータ連携は、(ユーザーのネット予約機能の利用を促進し、店舗側の負担も少ないため)こういった電話対応を減らすことにもつながるのです」(中村氏)
なお、2015年の発表時点では、禁煙喫煙席や窓際、テラス席といったユーザーの具体的な要望に関して、Yahoo!予約 飲食店の予約フォーマットは対応していないが、江崎氏によると、順次対応していく見込み。
一方、トレタの中村氏も今後、Yahoo!予約 飲食店以外のグルメ媒体との連携も視野に入れていると述べる。時期に関しては未定で、当面は同連携に注力し、ネット予約サービスのさらなる利用促進に努めたい考えだ。