2015年4月17日 17:39
新・OS X ハッキング! (138) 単発処理もOK、「pmset」の電源管理ワザ
たとえば、2015年4月18日午前6時にスリープ解除する場合には、pmsetに続けて「scedule wake」を指定し、引数として与える日時を「04/18/15 6:00:00」とする。スケジュール管理は設定変更に分類されるため、sudoと組み合わせて以下のように実行することになる。電源オンならばwakeの部分は「poweron」、電源オフならば「shutdown」、スリープならば「sleep」に変えればいい。
ただし、ログインしているユーザがいる場合にスリープ/シャットダウンのスケジュールが到来すると、「このコンピュータは自動的にスリープ(システム終了)するように……」というダイアログが現れ、実行まで10分の猶予が与えられる。pmsetで単発スケジュールを登録したことを忘れていても、作業中に突然スリープ/シャットダウンしてデータ消失、という心配はないので安心してほしい。
$ sudo pmset schedule wake "04/18/15 6:00:00"
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スケジュールを登録したら、必ずその内容を確認しておこう。pmsetで状態を確認するときに使うオプションは「-g」