だったのです。
おっさん人形とは全くの無関係なのか。それとも乗客の笑いを誘うためのブラックジョークなのか。疑問が渦巻く私の目の前で、揺れに合わせてぷらぷらと揺れるおっさんと取っ手(つり革)。運転手の気遣いは感じられますが、セレクトが怖すぎます…。
しかもゴテゴテした装飾がないので、余計におっさん人形と縄が目立つこと。シンプルなトゥクトゥクの方がいいのに、と思っていましたが、これはこれでちょっと…。
何にせよ、トゥクトゥクというのは、ゴチャゴチャしているものからすっきりしたものまで、運転手のセンスが凝縮された乗り物なのだなあ、と実感したのでした。
おろぐちともこ
大学で古代エジプト史を専攻し、2011年よりカイロ在住。日々、エジプト人観察に励む。
現在はWebやエジプト人による日本語雑誌の漫画を執筆したり、デジタルアシスタントをしたりと、国境を越えて活動中。至上の喜びは、素敵なカフェで水タバコの煙をゆらしながらぼけっとお茶をすること。生活記Blogつぶえじでは、現地の生活の様子を不定期に発信している。
泣きながら配達していた新人配達員 すると配達先のおばあさんが?