2015年4月21日 18:13
将棋の「戦略決定」と「具体手決定」は脳の異なる領域で行う - 理研
が作成した。
被験者にはまず、これから提示される課題が戦略決定課題か具体手決定課題かを教え、盤面を4秒提示して回答を考えさせ、その後戦略決定課題の時は攻めか守りの2つの選択肢、具体手決定課題の場合は4つの選択肢を提示して2秒以内に回答させた。
その結果、直感的な戦略決定は、具体的な手を決定する脳の領域とは別の脳ネットワークで行われることを発見した。また、与えられた盤面での攻めと守りの主観的価値は帯状皮質の後部と前部に分かれて表現され、これらの価値表現が前頭前野背外側部に伝えられて戦略決定がなされることもわかった。
今回の実験は将棋を対象に行われたが、その他の日常的な個人や集団による直感的な戦略決定にも類似の脳ネットワークが使われている可能性があるという。
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