くらし情報『東京都・上野動物園で、特設展「両生類・爬虫類のえさの食べ方」が開催』

2015年4月22日 12:24

東京都・上野動物園で、特設展「両生類・爬虫類のえさの食べ方」が開催

東京都・上野動物園で、特設展「両生類・爬虫類のえさの食べ方」が開催
上野動物園は8月30日まで、「両生爬虫類館(ビバリウム)」にて、特設展示「両生類爬虫類のえさの食べ方 捕え方」展を開催している。

○ワニガメが口を開けて突起を動かす姿を詳細に観察

動物は食べものを食べ、得た栄養で生きている。それは私たち人間も、鳥も魚も、もちろん両生類、爬虫類も同様だが、人間と両生爬虫類では、食べるものや食べ方が大きく違うという。同展は「両生類や爬虫類がいったいどのようなえさを捕まえ、食べているのか」にスポットを当てた特設展示となる。

一例として、展示場ではワニガメを紹介。ワニガメはアメリカに生息しているカメだが、ときには日本の湖沼で見つかり、外来種として話題になることもある。成長すると最大で体重が100キロ近くにもなり、その大きな口は噛む力も強く、動物愛護管理法で危険な動物として定められた動物「特定動物」にも指定されている。

ワニガメは、カメとして少し変わった獲物の捕え方をすることで知られている。
ふだん水の底で口を大きく開けながらじっとしており、この姿こそ、ワニガメの獲物の捕え方の大きな特徴となる。

ワニガメの舌にはピンク色のミミズのようにも見える突起があり、じっとしたままその突起だけを動かして魚をおびき寄せ、捕食する。

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