くらし情報『産業医から見た企業内禁煙の効果的な進め方。決め手は経営陣の意志!』

産業医から見た企業内禁煙の効果的な進め方。決め手は経営陣の意志!

そのために喫煙者に対するサポートプログラムを実施し、今後稼動する新事業所では喫煙所を設けないという大胆な取り組みを行う案が出されている。村田先生自身も社内で禁煙治療を行う可能性も視野に入れている。
(*)日本たばこ産業の「平成26年全国たばこ喫煙者率調査」によると、成人男性の平均喫煙率は30.3%

まだまだ計画段階に過ぎない話だが、これが具現化すれば各界から注目を浴びる禁煙チャレンジになるのは間違いない。

○社員の健康に寄与したいのなら、禁煙がもっとも手っ取り早い

現場で奮闘していた村田先生一人では動かなかった企業内禁煙だが、経営陣のトップダウンで一気に広がっていくことになった。社内のルール化などの必要性を考えると、禁煙はどうしてもコストがかかるという点からも、経営陣の理解は必須。経営陣の本気が、企業での禁煙を進めるに欠かせない要素なのである。

「加えて"健康経営"の枠に禁煙を組み込んだのが大きいですね。禁煙だけ進めようと思っても通らなかったことも、他の健康の取り組みと連携して総合的に展開していけば、実現可能となる面が多々あると感じています」
これから会社として禁煙を進めていきたい企業もあるはずだ。

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