米Microsoft、携帯向け「10052」とPC向け「10061」のWindows 10開発版提供
がリリースされたばかりであり、それから2週間を経ていないBuild 10052はビルド番号が1つしか上がっていないことからもわかるように、バグ修正を中心としたマイナーアップデートだといえる。機種依存のバグもいくつか見受けられるが、筆者もBuild 10051で経験していた「言語追加後の(文字入力用)キーボードのダウンロードが行えない」といった共通バグもBuild 10052で修正されているとMicrosoftでは説明している。
このほか「フライトモードの有効化」「データ通信の無効化」といった設定メニューが追加されており、より製品版に近い体裁でWindows 10 Technical Previewのテストが行えるようになっている。またLumia 520/521の一部ユーザーで報告されていたWindows Phone Reset Tool使用後に端末が使用不能になる問題を受け、一時的に同デバイスへの最新ビルド配布を停止していたが、現在は問題が解決したとして同ツールのアップデート版提供とともに配布を再開している。詳細についてはMicrosoftの会議室で情報がまとめられている。
○Windows 10 Technical Preview - Build 10061
Windows 10 Technical Preview for PCは前回のBuild 10049のリリースが3月30日で、リリースサイクルは3週間強となっており、主にUI関連で変更が目立つなど、スマートフォン向けのBuild 10052に比べると比較的大きなアップデートとなっている。