米Microsoft、携帯向け「10052」とPC向け「10061」のWindows 10開発版提供
Build 10061は現在更新周期を「Fast」に設定したユーザーにのみ配布が行われているが、Build 10049では言語パック等での問題がみられるなど「Slow」の更新周期を選択したユーザーに最新ビルドの配布が行われていないことを受け、Build 10061においてもSlowユーザーにアップデートを配布するか適時判断していくという。Build 10041やBuild 10049で確認された言語パックのインストールに関する詳細は会議室を確認のこと。
Build 10061における大きな変更点は「Mail」「Calendar」アプリのアップデートで、画面表示の変更やカスタマイズ可能なスワイプによるジェスチャー操作、2つのアプリの切り替えで予定の設定や確認など、Windows 8時代のものに比べてUI面での工夫がみられる。文章編集機能も強化されており、表や写真の挿入が簡単に行えるほか、メールアカウントの設定が使いやすくなっている。
スタートメニューとタスクバーにも変更が加えられ、黒色の新しいテーマとなっているほか、デスクトップの背景から自動的に(OSが利用する)メインのカラーリングを選択するAutoColor機能の採用、Action Center等の透明度の設定、電源ボタンの位置変更、アイコン形状のリフレッシュといったUIや設定メニュー変更が可能になっている。