くらし情報『ソネット、在宅ケア支援システム「bmic-ZR Ver2.0」を本格稼働』

2015年4月28日 07:00

ソネット、在宅ケア支援システム「bmic-ZR Ver2.0」を本格稼働

また、高齢出産などに伴う染色体異常の件数も増えている」と、WHO(世界保健機関)の調査で見ても日本の医療水準は他国に比べても高いことを指摘。ただし、中には医療機器と医療ケアが必要な状態で生まれてくる子供、いわゆる「超未熟児」として生まれる場合もあり、そうした子供がNICU(新生児特定集中治療室)に入り、長いと10年以上入っている場合もあること、NICUから出ても人工呼吸器が手放せない場合もあるとし、自身が携わる「あおぞら診療所墨田」の場合、100人いたら、そのおよそ半数が人工呼吸器が手放せない状態にあり、医者や看護師、ヘルパーなどが連携していく必要があるが、その仕組みは十分でないとした。

こうした複数の医療従事者が連携していくことが高齢者介護の分野でも必要であり、「医療が(病院だけでなく)地域の中にはみ出してこないと、安心して暮らせない」とするが、医療職間、医師、看護師、リハビリスト、薬剤師などの職種間のコミュニケーションはそれぞれの文化などが異なるほか、電子カルテを導入しても高いセキュリティや個人情報保護の観点などから、職種間を超えての活用が難しいという課題があるという。また、電子カルテの場合、複数の患者の情報を網羅的に把握することが困難で、複数の医師同士が電子カルテを見ようと思うと、把握ができないという課題もあったという。

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