ソネット、在宅ケア支援システム「bmic-ZR Ver2.0」を本格稼働
bmic-ZRは、患者の個人情報を保護しつつ、電子カルテと切り離しての運用が可能。時間や空間で切り取って情報を見れるため、そこに属する複数の患者を一括して確認することが可能だという。前田氏は、「使ってみて思ったが、電子カルテがなくても十分な情報共有が可能。入力方法も簡易で携帯メールの感覚でスマートフォンからも入力ができる。患者の家族もネットワークに参加できる可能性がありながら、セキュリティも担保されているため、地域の共通プラットフォームとなれる」と活用してみた結果を総括、今後の活用次第で地域包括ケアの仕組みが進むことが期待できるとした。
そんなbmic-ZRの新バージョンでは、これまでのAndroid OSに加え、iOSにも対応を果たしたほか、当該患者を中心としたケアチームの関係者を一覧で表示できる情報共有やケアチーム内での情報共有を行う連絡板機能を搭載。ケア記録については、定型文を編集できる機能を追加したほとで、スムーズな記録入力が可能となったほか、申し送り内容のソート機能も追加。これにより連絡内容の種別を分類できるようになり、効率の向上が可能となった。
また、ユーザーインタフェースも機能性を重視したものにリニューアル。