くらし情報『確定拠出年金、運用会社のあなたの成績は? - 34歳女性、加入歴10年の場合』

確定拠出年金、運用会社のあなたの成績は? - 34歳女性、加入歴10年の場合

そのような中で、年金は生活の基盤にはならず、余剰資金程度に考えておく覚悟でおります。こうした現実を義務教育のころから伝え、自己責任で運用することの重要性とその術を習得させることが必要であると考えます。

――老後にどれだけの資産が必要と考えていますか?

フィデリティでは退職直前の年収の7割弱が必要であると推計しています。個人的には、65歳人口が4割程度となるに際して、年金受給額の減少、シニア向けサービス価格の上昇や各種税金の引き上げ、寿命の伸びなども踏まえると日本に生活基盤を持つ限りいくらあっても足りないと思います。それらに備えているか否かで、現役世代以上に格差が生じると危惧しており、海外移住などの選択肢に対応できる充分な資金力を身につけたいと今から感じています。

――確定拠出年金で、老後はどう変わると思っていますでしょうか?

前述の通り、国民年金だけでは生活がまかなえない時代に突入すると思われ、その意味でも確定拠出年金の重要性は高まると思います。その際に、投資教育を受けたか否か、若年層時代に適正なリスクをとって運用してきたか否かなどで、結果が大きく変わり老後の生活水準を左右すると思います。

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