iPhoneと同化する究極のガラスフィルム「ITG Edge」のすごさを体感した
のポイントなのだ。
では、もう一度、真横から見てみよう。見てわかる通り、iPhone 6のサイドはラウンドしており、平面であるガラスパネルへとゆるやかにつながっていく。ここに分厚いガラスフィルムをのせると、どうしてもパネルの厚み分の段差が生じてしまうのだ。これは、ガラスフィルムのエッジがiPhone 6のラウンド面に合わせて処理できていないから。
ところが、「ITG Edge」ではエッジ部分にシリコンを装着しており、これがiPhone 6のサイドのカーブに合わせた形状をしているのだ。このため、iPhone本体のカーブの角度を違和感なく保ったまま、ガラスフィルムへと指を滑らせることができるのである。
このシリコンとガラスフィルムをくっつける技術の開発が大変だったらしく、発売が今まで延びてしまったのだという。
なんという執念だろう。
ホームボタンの周辺も、同じようにきっちりとラウンド処理されていて、Touch IDによる指紋認証も当然問題なし。
シリコンの手触りはなめらかで良好、それでいて手に吸い付くような感覚もあり、これ自体に多少のすべり止め効果が期待できるかもしれない。
もちろん、万全を期すなら、iPhoneにケースをつけて運用したいところだ。